1ドル札 2009 10 11
今の若者は、1ドル札をもらっても、
何のありがたみも感じないでしょう。
しかし、昔は、1ドル札は価値ある紙幣だったのです。
1ドル360円の時代があったのです。
私が子供のころは、菓子パンが1個15円だったのです。
そうなると、1ドル札は、本当に価値ある紙幣と感じるでしょう。
いつだったか、知人が海外旅行に行く際に、
「1ドル100円ならば、計算するのが楽だ」と話したら、
その当時は、「そんな超円高は、空想の世界である」と、
みんなが笑って話していました。
さて、今や、1ドル88円の世界となりました。
この勢いでは、1ドル1円の世界も、そう遠くないのでしょうか。
(そうなると、さらに計算が楽になりますが・・・・・)
何しろ、ここ数十年で「1ドル360円」が「1ドル88円」になってしまったのです。
1ドル360円の時代は、そんなに昔ではありません。
これは、円が強くなったというよりは、ドルが弱くなったということでしょう。
日本の輸出企業にとっては、これは、つらい話でしょう。
さて、産油国は、どう思っているでしょうか。